防水工事
ビルやマンションの屋上、住宅の屋根やベランダにはさまざまな種類の防水があり、雨漏れを防ぐ大切な役割を担っています。屋上や屋根、ベランダの防水機能が低下すると、建物内への漏水につながり、さまざまなトラブルを引き起こす原因となってしまいます。建物の寿命を縮めないためにもベランダや屋根、屋上への防水加工は必要不可欠です。定期的に防水工事を行うことで、常に適度な防水機能を保つことが可能となります。以下に防水工事の種類と特徴をまとめております。これらの情報を参考に、今後のメンテナンスにお役立てください。
防水工事のメリット
- 美観の保持
- 耐久性の向上
- 資産価値の向上
防水工事
ウレタン防水
施工場所が複雑な形状でも簡単に施工が可能で、美観に優れるなどの特徴があります。 5、6年ごとに保護塗装をすることで防水性の保持を長期間実現します。
\4,000/m2~ ※別途下地補修。※現場により異なります。
シート防水
シートを重ね合わせ繋いでいくシート防水には、塩ビシートとゴムシートがあります。比較的長い耐久年数を持ちます。改修工事では最近塩ビシートで施工する場合が多くなっています。
FRP防水
FRP防水は、非常に防水性が高い工法です。
他の工法に比べ施工費用は多少高額になりますが、非常に高い耐久性を持っています。耐久年数が長いので、長期スパンで考えられる場合は結果的に他の工法より安くつく場合もございます。 \7,000/m2~ ※別途下地補修。 ※現場により異なります。
アクリル系塗膜防水
溶剤を使用しないため、臭いなどがなく環境に適した防水工法です。 オゾンや紫外線に強く劣化もしにくい工法です。
外壁改修工事
外壁改修工事とは鉄筋コンクリート構造又は鉄骨鉄筋コンクリート構造においてひび割れ、鉄筋の膨張による爆裂(欠損)、外壁の剥離等を補修する工事、屋根や外壁などが劣化すると、建築物の耐久性が低下し外壁などが破片などが落下すると、通行人やその他の工作物等に、危害を与えてしまう事が有りますので耐久性を保つためにも外壁の改修工事を行います。
外壁改修のメリット
- 資産価値の向上
- 建物の保護
- 美観の向上
- 機能向上
- イメージアップ
外壁改修の種類について
モルタル浮き注入工法
モルタル壁面がコンクリートから浮いている場合は、エポキシ樹脂注入とステンレス製アンカーピンを併用し、剥落を防止します。
タイル浮き注入工法
タイル壁面がコンクリートから浮いている場合は、エポキシ樹脂注入とステンレス製アンカーピンを併用し、剥落を防止します。
欠損補修工法
鉄筋の発錆によりコンクリートがひび割れたり、落下しそうな部分は放置しておくと第三者災害の恐れがあり、大変危険です。強度が高く、接着性に優れた樹脂モルタル(エポキシ樹脂系;ポリマーセメント系)で補修します。
ひび割れ補修工法(Uカットシール材充填工法)
コンクリートやモルタル(タイルの場合はタイルを撤去して行います。)などひび割れをダイヤモンドカッターでU字型にカットし、シーリング材を充填する工法です。防水性が高くひび割れの動きにも追従します。
ひび割れ補修工法(エポキシ樹脂注入工法)
コンクリートやモルタルのひび割れにエポキシ樹脂を注入する工法です。今回ご紹介しているのはタイル仕上げ面のひび割れ補修です。写真の注入器は「アサヒボンドスクイズプレート」を使用しての注入になりますが、状況に応じて色々な注入工法があります。
コーキング工事
建物におけるコーキング工事とは、コーキング剤を用いて外壁の目地やサッシ周り、外装付属品などの取り付け周り、屋根やバルコニーなどの隙間を防水する工事を言います。 従ってコーキング材が劣化したり、ひび割れ、剥れなどは雨漏りの原因になり、建物の防水性に大きな影響を与えます。 近年、建物の洋風化に伴い、窯業系サイディング外壁材の需要が高まり、施工時のコーキング材も重視しなければなりません。 外壁塗装の際は壁面の塗り替えだけでなく、既存コーキング材の打ち替えも、ほとんどの場合で施工する必要があります。
コーキング材の種類について
シリコン系コーキング材
[特徴]
材料の中には防カビの物もあり、お風呂場や洗面台、キッチンの流し台などの水周りの目地・隙間などに充填するのに適しています。
[注意]
シリコンの上に塗装をする事は出来ません。
変性シリコン系コーキング材
[特徴]
シリコン系コーキング材に近い性質で、耐熱性・耐久性が良く、上に塗装する事も可能です。
ウレタン系コーキング材
仕上げ塗材への非汚染性・付着性に優れたノンブリードタイプを使用し、コンクリート・スレート・ALC板などの塗装仕上げを行う目地に使用されています。
止水工事
漏水はビル地下室、地下ピット、エレベーターピット、地下構造物、セグメント屋上など、さまざまな場所や原因によって発生いたします。止水の方法も多種多様です。当社では現場の状況に合わせた最適な止水工法をご提案いたします。
止水工事の種類について
屋上・床・外壁
外壁、厨房、浴室などの床、屋上からの漏水に対しては、薬液の漏出筒所をシールして、ひび割れ内部を充填して止水します。
外壁塗装
家を紫外線による劣化や、風雨による腐食から守るために施すのが外壁塗装です。外壁塗装は外壁に悪影響を及ぼす酸性雨や有毒な紫外線からブロックして家を長持ちさせるという、機能的な役割を果たします。カラーリングなど景観を美しく見せるというデザイン的な役割も果たします。
内装リフォーム
家のリフォームで特に人気が高いのが内装リフォームです。 リフォームをしたいと思ったとき、まずは内装をリフォームすれば家の雰囲気をがらりと変えたり利便性を高めたりすることができます。内装リフォームをお考えの方はお気軽にご相談下さい。
水廻りリフォーム
キッチン、浴室、トイレなどの水まわりリフォームの需要は多くなっています。 毎日の生活に欠かせない水まわりのリフォームは、お客様のライフスタイルや ご要望点を重視して最適なご提案をさせていただきます。
その他工事
当社では、防水工事や外壁改修工事だけでなく、幅広い分野での補修工事を承っております。お気軽にご相談ください。
その他工事一覧
シーリング工法
土木でのシーリングは主にコンクリート2次製品の各種ジョイント目地にシーリングを行います。材料は主に、土木用ポリウレタン系弾性シーリング材や土木用高弾性ゴム状エポキシ樹脂系目地材を使用しています。
ライニング工事
水道用コンクリート水槽など、水質の保持を必要とする場所では専用のライニング材を使用します。専用のライニング材は優れた機械的強度・接着力・耐水性・耐薬品性を有するとともに、日本水道協会企画「JWWAK143:1997」に対応した工法で水道水に対する臭気の影響や衛生性について安全性が確認された工法です。
連続繊維シート工法
土木・建築などの建設構造物の主流を占めるコンクリート構造物は半永久的な耐久性があると信じられていましたが、さまざまな要因で意外に早く劣化・損傷することが明らかになりました。老朽化の進んだ構造物には補修・補強工事が不可欠なものとなっています。